上智大学 助産学専攻科は、東京都新宿区の目白聖母キャンパスにある1年制の私立大学専攻科です。上智大学総合人間科学部看護学科の基礎教育の上に設置される課程で、看護師資格を基盤に、助産師国家試験受験資格の取得をめざします。
東京都で助産師学校を探している方にとって、上智大学 助産学専攻科は重要な選択肢の一つです。総合大学としての学問的広がりと、目白聖母キャンパスにおける看護・助産教育の伝統を背景に、女性と家族の多様なニーズに応えられる助産師の育成をめざしています。
助産師は、妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期の母子を支えるだけでなく、女性の一生を通した健康支援、家族支援、地域母子保健、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、多職種連携にも関わる専門職です。上智大学では、ヒューマンケアリングと倫理を基盤に、専門職として自律できる助産師の育成が重視されています。
2026年5月8日更新
各校公式サイト・募集要項・公的機関公表資料等をもとに作成しています。
出願前には必ず各校の最新の公式募集要項をご確認ください。
上智大学 助産学専攻科は、助産師国家試験受験資格の取得をめざす1年制課程です。助産師として働くためには、助産師国家試験に合格するだけでなく、看護師免許を取得していることも前提となります。
なお、上智大学の公式FAQでは、受胎調節実施指導員の資格は授与していないと案内されています。助産師学校によって取得・申請できる関連資格は異なるため、受胎調節実地指導員などの関連資格を重視する方は、必ず最新の公式情報で確認してください。
上智大学 助産学専攻科は、総合人間科学部看護学科の基礎教育の上に設置される1年課程の専攻科です。総合大学の特色を活かし、助産学専攻科専任教員だけでなく、産科医、小児科医、総合人間科学部の多領域の教員から学べることが特徴です。
カリキュラムは、助産学基礎領域、助産学実践領域、助産学実践関連領域の3領域で構成されています。助産師としての基本姿勢、周産期医学、妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期の助産診断と技術、地域母子保健、助産管理、国際助産学などを学びます。
上智大学らしい特色として、キリスト教ヒューマニズムを基盤としたケアリングと倫理の学びがあります。助産師は、生命の誕生に関わる専門職であると同時に、女性と家族の尊厳や権利を守る職業でもあります。
また、妊産婦継続事例実習、乳児継続事例実習、助産所実習などを通して、妊娠期から育児期までの母子と家族を包括的に支援する力を養います。分娩介助だけでなく、継続的な母子・家族支援を深く学びたい方に向いた助産師学校です。
上智大学 助産学専攻科では、少子高齢化、格差の拡大、家族や地域のつながりの希薄化、女性の生き方の多様化など、現代社会の課題を踏まえた助産師教育が重視されています。
助産師の役割は、妊娠・出産の場面だけに限られません。女性の一生を通した健康支援、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、子育て支援、育児期の家族支援、地域母子保健、国際母子保健など、幅広い領域に広がっています。
助産師には、豊かな知識と感性、探究心、専門職としての志が求められます。また、対象者の個別性を尊重し、その人らしい妊娠・出産・育児を支える姿勢も重要です。
受験生は、「なぜ助産師を目指すのか」「なぜ上智大学で学びたいのか」「女性と家族の尊厳を守る助産師として何を大切にしたいのか」を、自分の看護経験や実習経験と結びつけて整理しておくとよいでしょう。
上智大学 助産学専攻科のカリキュラムは、助産学基礎領域、助産学実践領域、助産学実践関連領域の3つの学びの領域で構成されています。1年間で35単位以上を修得するため、講義・演習・実習が密度高く組まれています。
助産学基礎領域では、助産師としての基本姿勢、周産期医学、生殖遺伝学、母子と家族の心理を学びます。助産師としての倫理観やケアリングの姿勢を身につけることも重視されています。
助産学実践領域では、妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期、乳幼児期の助産診断と技術を学びます。また、女性のライフサイクル、リプロダクティブヘルス、思春期支援、暴力・虐待防止など、女性と家族を取り巻く幅広い課題も扱います。
助産学実践関連領域では、助産管理学、助産学研究、国際助産学を学びます。助産師として安全や業務管理に配慮して実践する力、研究的視点で自らのケアを振り返る力、グローバル社会に対応する視点を養います。
上智大学 助産学専攻科では、助産師としての専門的知識・技術だけでなく、女性と家族の尊厳を大切にする姿勢、倫理的判断力、個別性を重視した支援を学びます。
春学期は、講義、演習、実習でほぼ毎日の登校が必要と案内されています。授業以外の時間も、事前学習・事後学習、演習の自己練習、実習に向けた個別指導などに多くの時間を使うことになります。
授業は1限から5限まで設定されており、1限は9時00分から、5限は19時00分までの時間帯です。1年間で助産師として必要な基礎能力を身につけるため、学習量は非常に多くなります。
公式FAQでも、アルバイトをする時間的余裕はないと考えており、この1年間は学業を最優先するよう案内されています。受験前から、生活費、通学時間、家庭の協力、学習時間の確保を具体的に考えておくことが大切です。
上智大学 助産学専攻科では、産褥期・新生児期実習、妊産婦継続事例実習、乳児継続事例実習、分娩介助実習、ハイリスク母子支援実習、助産所実習などを通して、助産師としての実践力を高めます。
分娩介助実習では、分娩介助1例ごとに実習指導者との振り返りを行い、実習記録をもとに教員とも振り返りを行います。1例1例を大切にし、産婦の個別性を重視した支援を学ぶことが特徴です。
妊産婦継続事例実習では、妊娠期から産後1か月までを学生1名が1例ずつ受け持ちます。受け持ち対象者の個別性に応じた保健指導を立案・実施し、切れ目のないケアを通して助産師の役割を深く学びます。
乳児継続事例実習では、乳児とその家族を継続的に受け持ち、児の成長・発達を確認しながら、その時々の家族の思いに寄り添い、育児を支援することを学びます。
助産所実習では、有床助産所で助産ケアを日々実践している助産師のもとで、母子や家族に寄り添う助産師のケアの本質を学びます。2026年度は5施設で助産所実習が行われると案内されています。
分娩介助実習は秋学期に約12週間実施され、この期間は土日祝日や昼夜に関わらず実習が優先されます。定期的な休みはないと案内されているため、実習期間中の生活面も含めて準備が必要です。
上智大学 助産学専攻科の分娩介助実習施設として、2026年度は以下の病院が案内されています。
実習施設は年度により変更される可能性があります。出願前・入学前には、必ず最新の公式情報で確認してください。
上智大学 助産学専攻科の入試では、筆記試験と面接が行われます。筆記試験の詳細は必ず最新の入試要項で確認する必要がありますが、助産師学校入試として、母性看護学、小児看護学、基礎看護学、周産期医学、新生児ケア、地域母子保健に関する知識を整理しておくことが大切です。
母性看護学では、妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期の基本事項、母体の生理的変化、胎児・新生児の特徴、母乳育児支援、周産期の異常、産後のメンタルヘルス、家族支援などを復習しておきましょう。
小児看護学では、新生児・乳児の成長発達、家族支援、乳幼児の健康課題、子どもと家族への関わり方を確認しておくとよいでしょう。上智大学では乳児継続事例実習も設けられており、育児期までの母子と家族の支援を包括的に学ぶことが特徴です。
面接では、「なぜ助産師を目指すのか」「なぜ上智大学で学びたいのか」「女性と家族の多様なニーズにどのように応えたいのか」「ヒューマンケアリングと倫理を助産実践にどう生かしたいのか」を、自分の看護経験や実習経験と結びつけて説明できるようにしましょう。
助産師学校入試で扱われやすいテーマとしては、少子化、産後ケア、妊産婦支援、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、出生前診断、若年妊婦、父親の育児参加、母乳育児支援、地域母子保健、災害時の妊産婦支援などがあります。面接対策としても、自分の考えを整理しておくとよいでしょう。
上智大学 助産学専攻科は私立大学専攻科であり、1年間の課程でも一定の学費負担があります。入学金・授業料だけでなく、在籍料、教育充実費、実験実習費、教科書代、実習関連費用、国家試験関係費用まで含めて計画しておく必要があります。
特に助産学実習では、実習施設への交通費、場合によっては宿泊費や生活面の調整が必要になることがあります。助産師学校の1年間は、講義・演習・実習・国家試験対策が短期間に集中しますので、出願前に費用と生活面の見通しを立てておきましょう。
ここは受験生が誤解しやすい点です。「大学にある専攻科だから学士が取れる」という意味ではなく、看護師資格を基盤として、さらに1年間で助産師国家試験受験資格の取得をめざす課程と考える必要があります。
助産師学校を選ぶ際には、「助産師国家試験受験資格が得られるか」だけでなく、「大学専攻科か、大学別科か、専門学校・養成所か」「学士取得につながるか」「学費や実習費はどの程度か」も確認しておくことが大切です。
上智大学 助産学専攻科は、開設以来、助産師国家試験合格率100%を維持していると案内されています。2019年度から2024年度までの修了者についても、助産師国家試験合格率は100%と示されています。
主な就職先としては、慶應義塾大学病院、東京医科大学病院、東京慈恵会医科大学附属病院、武蔵野赤十字病院、山王病院、その他都内大学病院等が紹介されています。
ただし、国家試験合格率や就職先だけで学校を判断するのではなく、入試科目、実習内容、学費、通学環境、自分の助産師像との一致もあわせて確認することが大切です。
上智大学 助産学専攻科は、募集人員10名の少人数課程です。出願期間が比較的早く、2026年度入試では7月17日から7月31日まで、出願書類は8月5日必着と案内されています。出願準備は早めに始めましょう。
入試は筆記試験と面接で実施されます。筆記試験の詳細や出願資格、必要書類は年度により変更される可能性があるため、必ず最新年度の入学試験要項を確認してください。
上智大学の助産学専攻科は、受胎調節実施指導員の資格を授与していないと案内されています。助産師国家試験受験資格以外の関連資格を重視する方は、他校との違いも含めて確認しておきましょう。
公式FAQでは、寮はないこと、アルバイトをする時間的余裕はないと考えられること、春学期はほぼ毎日の登校が必要であること、分娩介助実習中は土日祝日・昼夜に関わらず実習が優先されることが案内されています。
看護師国家試験受験資格取得見込みで出願する方は、助産師学校入試と看護師国家試験対策を並行して進める必要があります。助産師学校に合格しても、看護師国家試験に合格できなければ入学や資格取得に影響します。
目白聖母キャンパスは、西武新宿線「下落合」駅、西武池袋線「椎名町」駅などから通学する立地です。東京都外から受験・通学を検討する方は、通学時間、生活費、実習期間中の移動も含めて準備しておきましょう。
アルファゼミナールでは、助産師学校を受験する方に向けて、小論文、面接、志望理由書、看護学の補強などの対策を行っています。上智大学 助産学専攻科のように、筆記試験と面接が関わる学校では、専門知識と志望理由の両方を準備することが大切です。
助産師学校の入試では、母性看護学や小児看護学の知識だけでなく、「なぜ助産師を目指すのか」「どのような母子・家族支援を行いたいのか」「女性と家族の尊厳を守る助産師として何を大切にしたいのか」を自分の経験と結びつけて説明する力が求められます。
上智大学を受験する方は、母性看護学・小児看護学・基礎看護学の復習、志望理由書、面接練習を早めに進め、看護師国家試験対策とも両立できるよう計画的に準備していきましょう。
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