札幌医科大学 専攻科助産学専攻

札幌医科大学 専攻科助産学専攻は、北海道札幌市中央区にある1年制の公立大学専攻科です。看護学を基盤に、助産に関する高度な知識・技術・判断力を学び、助産師国家試験受験資格の取得をめざします。

北海道で助産師学校を探している方にとって、札幌医科大学 専攻科助産学専攻は重要な選択肢の一つです。札幌医科大学専攻科には、保健師を養成する公衆衛生看護学専攻と、助産師を養成する助産学専攻が設置されており、北海道の地域保健・母子保健を担う保健師・助産師の育成が重視されています。

助産師は、妊娠・出産・産後の母子を支えるだけでなく、女性のライフサイクル全体に関わり、家族形成、子育て支援、地域母子保健、性と生殖に関する健康支援にも関わる専門職です。札幌医科大学では、北海道の周産期医療や母子保健に貢献できる、創造性に富む人間性豊かな助産師の育成をめざしています。

2026年5月7日更新

各校公式サイト・募集要項・公的機関公表資料等をもとに作成しています。
出願前には必ず各校の最新の公式募集要項をご確認ください。

● 基本情報
  • 学校名・専攻名:札幌医科大学 専攻科助産学専攻
  • 設置:北海道公立大学法人 札幌医科大学
  • 学校種別:公立大学専攻科
  • 修業年限:1年
  • 所在地:北海道札幌市中央区南1条西17丁目
  • 入学定員:15名
  • 取得をめざせる資格:助産師国家試験受験資格
  • 関連資格:受胎調節実地指導員申請資格、新生児蘇生法NCPR専門コース修了認定申請資格
  • 特徴:北海道の母子保健・周産期医療を担う、創造性に富む人間性豊かな助産師の育成をめざす公立大学専攻科
● 取得できる資格
  • 助産師国家試験受験資格
  • 受胎調節実地指導員申請資格
  • 新生児蘇生法NCPR専門コース(Aコース)修了認定申請資格

札幌医科大学 専攻科助産学専攻は、助産師国家試験受験資格の取得をめざす1年制課程です。助産師として働くためには、助産師国家試験に合格するだけでなく、看護師免許を取得していることも前提となります。

受胎調節実地指導員申請資格や新生児蘇生法NCPR専門コース修了認定申請資格も、助産師としての実践に深く関わる内容です。助産師は、妊娠・出産の場面だけでなく、家族計画、性と生殖に関する健康支援、新生児の安全なケアにも関わるため、これらの学びは将来の現場でも重要になります。

● 札幌医科大学 専攻科助産学専攻の特徴

札幌医科大学 専攻科助産学専攻は、2012年に開設された1年間の助産師養成課程です。母性看護学を中心とした看護基礎教育とのつながり、卒後の助産師教育とのつながりを重視しており、看護師から助産師へと専門性を高めるための教育が行われています。

本専攻には、北海道内を中心にさまざまな大学から学生が入学します。入学後には、看護師教育で身につけた技術項目や母性看護関連のケア・技術の状況を把握し、個々の学修状況に応じた教育活動が行われます。1年間で助産師として必要な知識・技術・態度を身につけるため、学生一人ひとりの到達状況を大切にしている点が特徴です。

また、公衆衛生看護学専攻の学生とともに学ぶ機会があることも大きな特色です。助産師は、医療機関内での分娩介助だけでなく、地域で妊産婦や子育て家庭を支援する役割も担います。保健師をめざす学生と共に学ぶことで、職種間理解や連携の力を育むことができます。

修了生は北海道内の医療機関に助産師として就職する方が多く、北海道の周産期医療や母子保健への貢献をめざす専攻科として位置づけられています。北海道で助産師として働きたい方にとって、特に確認しておきたい学校です。

● 学びの内容と教育課程

札幌医科大学 専攻科助産学専攻では、助産学の基盤となる基礎領域、助産ケアに直接関わる実践領域、助産師としての質を高める関連領域の科目群を通して、助産師として必要な実践力を養います。

  • 助産学の基礎
  • 助産診断とケア
  • 妊娠期の支援
  • 分娩期の支援
  • 産褥期の支援
  • 新生児・乳児への支援
  • 母乳育児支援
  • 周産期ハイリスクケア
  • 新生児蘇生法NCPR
  • 親子保健指導
  • 家庭訪問
  • 健康教育
  • 助産課題研究
  • 助産管理
  • 地域母子保健
  • 多職種連携

学内演習では、ロールプレイを多く取り入れ、「人」との関わりを重視した学修が行われます。臨床でのリアルな場面を再現しながら、妊産婦や家族への説明、観察、判断、ケアの組み立て方を学びます。

助産師学校の1年間は、講義、演習、臨地実習、国家試験対策、就職活動が短期間に集中します。入学前から、母性看護学、小児看護学、基礎看護学、看護倫理、周産期医療の基本を整理しておくと、入学後の学習に入りやすくなります。

● 授業・演習の特色

札幌医科大学 専攻科助産学専攻では、助産師として現場で必要になる実践的な学びが重視されています。授業風景として、助産診断とケア、超音波診断装置の操作、分娩介助、授乳支援、帝王切開を受ける対象へのアセスメントとケア、新生児蘇生法NCPR、家庭訪問演習、健康教育、助産課題研究などが紹介されています。

助産診断とケアでは、妊産婦や胎児・新生児の状態をアセスメントし、必要な支援を判断する力が求められます。分娩介助では、技術だけでなく、安全管理、観察力、チームへの報告・相談、産婦の安心を支えるコミュニケーションが重要になります。

周産期ハイリスクケアでは、帝王切開や新生児蘇生など、緊急性や専門性の高い場面への理解を深めます。助産師は正常な経過を支えるだけでなく、異常の早期発見と適切な対応、多職種との連携が求められるため、ハイリスクへの視点も欠かせません。

また、家庭訪問演習や健康教育、双胎の育児クラスのロールプレイなど、地域母子保健につながる学びも含まれています。これは、助産師が医療機関内だけでなく、退院後の子育て家庭や地域で生活する母子を継続的に支える専門職であることを示しています。

● 臨地実習と北海道の周産期医療

札幌医科大学 専攻科助産学専攻では、札幌市内だけでなく、全道各地の医療機関で実習を行うことが案内されています。地域の周産期医療の現状と、女性・家族の多様なニーズに触れながら経験を積むことができます。

  • 妊娠期の健康診査と保健指導
  • 分娩期の観察と分娩介助
  • 産褥期の母体回復支援
  • 新生児の観察とケア
  • 母乳育児支援
  • 家族への育児支援
  • ハイリスク妊産婦へのケア
  • 新生児蘇生を含む安全管理
  • 退院後の生活を見据えた継続支援
  • 地域母子保健との連携

北海道は面積が広く、都市部と地方部で周産期医療体制や母子保健の課題が異なります。札幌市のような都市部では高度医療や周産期母子医療センターとの連携が重要になり、地方部では医療資源の限られた地域で妊産婦や家族を支える力が求められます。

そのため、札幌医科大学を志望する場合は、「北海道で助産師として働きたい」という思いだけでなく、北海道の地域特性や周産期医療の課題を踏まえ、どのような母子・家族支援を行いたいのかを整理しておくことが大切です。

● 入試区分・試験科目
  • 入学定員:15名
  • 選抜区分:一般入試、地域社会人特別推薦入試
    ※大学案内では、助産学専攻の選抜区分として一般入試、地域社会人特別推薦入試が案内されています。年度により名称や内容が変更される可能性があるため、出願前には必ず最新の学生募集要項を確認してください。
  • 学生募集要項:令和9年度札幌医科大学専攻科学生募集要項が公開されています。
    ※受験案内ページで、令和9年度学生募集要項PDFが公開されています。出願資格、出願期間、試験日、試験科目、提出書類、合格発表、入学手続などは、必ず最新の募集要項で確認してください。
  • 対象:看護系大学生、看護師資格を有する社会人など
    ※専攻科説明会の対象として、看護系大学3・4年生、看護師資格を有する社会人などが案内されています。
  • 入試科目:最新の募集要項で確認
    ※助産学専攻では、看護学、母性看護学、小児看護学、面接、志望理由書などが関係する可能性があります。年度ごとの公式募集要項で、試験科目・配点・時間を必ず確認してください。
  • 過去の入試問題:閲覧案内を確認
    ※受験案内ページでは、専攻科入試問題の閲覧について案内される場合があります。閲覧期間や方法が設定される可能性がありますので、受験前に確認しておくとよいでしょう。

札幌医科大学 専攻科助産学専攻は、北海道の母子保健・周産期医療を担う人材育成を重視しているため、単に資格取得をめざすだけでなく、北海道の妊産婦・母子・家族をどのように支えたいのかを明確にしておくことが大切です。

● 小論文・面接対策

札幌医科大学 専攻科助産学専攻を受験する場合、最新の学生募集要項で試験科目を確認したうえで、看護学、母性看護学、小児看護学、面接、志望理由書、小論文型の表現力などに対応できるよう準備しておくことが大切です。

助産師学校の入試では、妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期、母乳育児支援、周産期ハイリスクケア、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、出生前診断、若年妊婦、産後ケア、父親の育児参加、地域母子保健、災害時の妊産婦支援などが扱われやすいテーマです。

札幌医科大学の場合、北海道の周産期医療や母子保健への貢献という視点が特に重要です。北海道は地域差が大きく、都市部と地方部で出産環境や子育て支援の課題が異なります。志望理由書や面接では、そのような地域特性を踏まえた助産師像を語れるようにしておくとよいでしょう。

面接では、「なぜ助産師を目指すのか」「なぜ札幌医科大学の専攻科で学びたいのか」「看護師としての学びを助産にどう生かすのか」「北海道の母子保健にどのように貢献したいのか」を、自分の経験と結びつけて説明できるように準備しましょう。

看護学の復習では、母性看護学を中心に、小児看護学、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、精神看護学、在宅看護、看護倫理、安全管理、感染予防、看護過程なども確認しておくとよいでしょう。助産師学校では、母性看護学だけでなく、幅広い看護学の基礎が問われます。

● 学費と授業料以外の費用
  • 入学金:282,000円
  • 授業料:535,800円
    ※年額で、4月と10月の2期に分けて納入する形で案内されています。
  • 入学金+年間授業料の目安:817,800円
    ※入学金と授業料を単純合計した目安です。教科書代やその他の費用は含んでいません。
  • 教科書等:約80,000円~100,000円
    ※金額は年度により異なると案内されています。
  • その他の費用:後援会費、予防接種費用、試験受験料、実習交通宿泊費等
    ※授業料以外に必要となる費用も、必ず学校公式サイトまたは募集要項で確認してください。
  • 授業料減免制度・分納制度:あり
    ※真にやむを得ない理由により学費の支弁が極めて困難な学生に対して、授業料減免制度・分納制度が案内されています。減免の種類として、全額免除、2分の1減額、3分の1減額があります。
  • 奨学金:日本学生支援機構、北海道看護職員養成確保修学資金、札幌市奨学金、札幌医科大学小野和子奨学金、その他の奨学金など
    ※募集時期や対象条件は制度ごとに異なります。利用を検討する場合は、大学および各制度の窓口で必ず確認してください。

札幌医科大学は公立大学専攻科であり、学費の目安は比較的確認しやすい金額設定です。ただし、1年間の課程であっても、入学金・授業料だけで進学費用を考えるのではなく、教科書代、実習交通費、実習宿泊費、国家試験関係費用、予防接種費用、通学費、生活費まで含めて計画しておく必要があります。

特に助産学実習では、札幌市内だけでなく全道各地の医療機関で実習を行うため、実習先によって交通費や宿泊費が必要になる可能性があります。出願前には、授業料以外に必要となる費用も含めて確認しておきましょう。

● 学士の取得について
  • 学士の取得:不可
  • 注意点:札幌医科大学 専攻科助産学専攻は、助産師国家試験受験資格の取得をめざす1年制の大学専攻科です。修了によって新たに学士の学位を取得する課程ではありません。

ここは受験生が誤解しやすい点です。「大学にある専攻科だから学士が取れる」という意味ではなく、看護学の基礎を修めた方が、さらに1年間で助産師国家試験受験資格の取得をめざす課程と考える必要があります。

助産師学校を選ぶ際には、「助産師国家試験受験資格が得られるか」だけでなく、「大学専攻科か、大学別科か、専門学校・養成所か」「学士取得につながるか」も確認しておくことが大切です。

● 国家試験合格状況について

札幌医科大学では、保健師・助産師・看護師の国家試験合格状況を公式サイトで公表しています。助産学専攻については、開設以来、助産師国家試験で高い合格実績が示されています。

国家試験合格状況は、学校選びの参考になります。ただし、合格率だけで学校を判断するのではなく、カリキュラム、実習内容、入試内容、学費、出願資格、自分の将来像との一致もあわせて確認することが大切です。

助産師学校の1年間は、専門科目の学習と国家試験対策が同時に進みます。入学後に慌てないためにも、受験前から母性看護学、小児看護学、周産期医療、助産師の役割、地域母子保健などの基本に触れておくとよいでしょう。

● 受験生への注意点

札幌医科大学 専攻科助産学専攻は、看護師資格取得者、または看護師国家試験受験資格取得見込みの方などを対象とする助産師養成課程です。出願資格は年度ごとの募集要項で確認する必要があります。

令和9年度札幌医科大学専攻科学生募集要項が公開されていますので、受験を考えている方は、まず最新の募集要項PDFを確認してください。入試区分、出願資格、試験科目、出願期間、試験日、合格発表、入学手続期間、提出書類を確認することが大切です。

看護師国家試験受験資格取得見込みで出願する場合は、入学時までに看護師国家試験に合格していることが前提になります。助産師学校の入試に合格しても、看護師国家試験に合格できなければ入学や資格取得に影響するため、国家試験対策を後回しにしないようにしましょう。

また、専門学校卒業者、短期大学卒業者、大学編入経験者、社会人経験者などは、出願資格に該当するかどうかを自己判断で進めないことが大切です。証明書類の発行にも時間がかかることがあるため、不明点がある場合は早めに大学へ確認しておきましょう。

地域社会人特別推薦入試を検討する方は、推薦者、勤務経験、地域での就業意思などが関係する可能性があります。一般入試とは出願条件が異なるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

受験上の配慮が必要な場合は、所定の申請書類や期限が設定される場合があります。該当する方は、出願直前ではなく、早めに受験案内ページと募集要項を確認してください。

● 公式情報

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アルファゼミナールの助産師学校受験対策

アルファゼミナールでは、助産師学校を受験する方に向けて、小論文、面接、志望理由書、看護学の補強などの対策を行っています。札幌医科大学 専攻科助産学専攻のように、北海道の母子保健・周産期医療への関心が重要になる学校では、学校の特色と自分の志望理由を結びつけて準備することが大切です。

助産師学校の入試では、母性看護学や小児看護学の知識だけでなく、「なぜ助産師を目指すのか」「どのような母子・家族支援を行いたいのか」「北海道の母子保健にどう貢献したいのか」を自分の経験と結びつけて説明する力が求められます。

札幌医科大学を受験する方は、看護学・母性看護学・小児看護学の基礎、志望理由書、面接対策を早めに進め、看護師国家試験対策とも両立できるよう計画的に準備していきましょう。

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