山梨県立大学 助産学専攻科

山梨県立大学 助産学専攻科は、山梨県甲府市にある1年制の公立大学専攻科です。看護師資格を基盤に、助産師として必要な専門的知識・技術・判断力を学び、助産師国家試験受験資格の取得をめざします。

山梨県で助産師学校を探している方にとって、山梨県立大学 助産学専攻科は重要な選択肢の一つです。募集人員は7名と少人数で、一般枠、本学枠、山梨県内枠が設けられており、山梨県の周産期医療や母子保健に貢献したい方にとって確認しておきたい課程です。

助産師は、妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期の母子を支えるだけでなく、女性のライフステージ全体、家族支援、地域母子保健、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、多職種連携にも関わる専門職です。山梨県立大学では、周産期医療や母子保健、次世代の育成に深い関心を持ち、助産師として主体的に学び続ける人材の育成が重視されています。

2026年5月9日更新

各校公式サイト・募集要項・公的機関公表資料等をもとに作成しています。
出願前には必ず各校の最新の公式募集要項をご確認ください。

● 基本情報
  • 学校名・専攻名:山梨県立大学 助産学専攻科
  • 設置:公立大学法人山梨県立大学
  • 学校種別:公立大学専攻科・1年制助産師課程
  • 修業年限:1年
  • 所在地:山梨県甲府市池田1丁目6番1号
  • キャンパス:山梨県立大学 池田キャンパス
  • 募集人員:7名
  • 募集枠:一般枠3名、本学枠3名、山梨県内枠1名
  • 対象:女性
  • 取得をめざせる資格:助産師国家試験受験資格
  • 入試科目:専門科目、面接等
  • 専門科目:母性看護学、小児看護学
  • 特徴:周産期医療や母子保健、次世代育成に深い関心を持つ方を対象に、助産師としての基礎的知識・技術・判断力・実践力を養う1年制の公立大学専攻科
● 取得できる資格
  • 助産師国家試験受験資格

山梨県立大学 助産学専攻科は、助産師国家試験受験資格の取得をめざす1年制課程です。助産師として働くためには、助産師国家試験に合格するだけでなく、看護師免許を取得していることも前提となります。

助産師は、妊娠・出産の支援だけでなく、産後の母子支援、家族支援、性と生殖に関する健康支援、地域母子保健にも関わります。受験段階から、分娩介助だけでなく、女性と家族を長く支える専門職であることを理解しておくことが大切です。

● 山梨県立大学 助産学専攻科の特徴

山梨県立大学 助産学専攻科は、周産期医療や母子保健、次世代の育成に深い関心を持ち、助産師になることを強く希望する方を対象とした1年制の大学専攻科です。

募集人員は7名で、一般枠、本学枠、山梨県内枠が設けられています。本学枠または山梨県内枠に出願した方は、併せて一般枠に出願したものとして扱われるため、枠の仕組みをよく理解して出願する必要があります。

山梨県内枠は、山梨県内の医療機関等で勤務している方で、修了後に山梨県内の産科施設で助産師として勤務する見込みのある方を対象としています。山梨県の周産期医療や母子保健に貢献したい社会人受験生にとって、確認しておきたい枠です。

教育課程では、助産学基礎領域、助産学実践領域、助産学研究領域の3つの領域を設け、講義・演習・実習を通して、助産師としての適切な判断力と高い助産実践力を養います。

● 教育方針とアドミッション・ポリシー

山梨県立大学 助産学専攻科のアドミッション・ポリシーでは、周産期医療や母子保健、次世代の育成に深い関心を持ち、助産師になることを強く希望する人が求められています。

また、人を尊重し、より良い人間関係や信頼関係を築こうと努力する人、産科医療や助産学の基礎知識を学ぶために必要な学力が身についている人、自ら学ぶ姿勢を持ち、主体的に行動できる人も求められています。

助産師は、妊産婦と新生児の安全を守るだけでなく、女性と家族の思いに寄り添い、多職種と協働しながら母子保健の課題に取り組む専門職です。知識や技術だけでなく、人を尊重する姿勢や信頼関係を築く力も重要です。

受験生は、「なぜ助産師を目指すのか」「なぜ山梨県立大学で学びたいのか」「山梨県の周産期医療や母子保健にどのように貢献したいのか」を、自分の看護経験や実習経験と結びつけて整理しておくとよいでしょう。

● 学びの内容と教育課程

山梨県立大学 助産学専攻科では、助産師として必要な知識・技術を獲得するために、助産学基礎領域、助産学実践領域、助産学研究領域の3領域が設けられています。

  • 助産学概論
  • 周産期治療学
  • ウィメンズヘルス
  • 女性の生涯にわたる健康支援
  • 助産診断・技術学Ⅰ~Ⅵ
  • 妊娠期の助産診断とケア
  • 分娩期の助産診断とケア
  • 産褥期の助産診断とケア
  • 新生児期の助産診断とケア
  • 健康教育
  • 地域母子保健
  • 助産管理学
  • 助産学実習
  • 助産学研究
  • 事例分析

助産学基礎領域では、助産学概論、周産期治療学、ウィメンズヘルスなどを通して、助産師として必要な基本的知識と、女性の生涯にわたる健康への支援を学びます。

助産学実践領域では、助産診断・技術学、助産管理学、助産学実習などを通して、妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期の助産診断と助産ケアを体系的に学びます。演習と実習を通して、基礎的知識と技術を実践に結びつけることが重要です。

助産学研究領域では、研究的視点に基づいた事例分析を行うための科目が設けられています。助産師は、現場で経験を積むだけでなく、根拠に基づいて実践を振り返り、よりよいケアを追求する専門職です。

● 授業・演習の特色

山梨県立大学 助産学専攻科では、助産師としての適切な判断力と高い助産実践力を身につけるため、講義、演習、実習が系統的に配置されています。

また、問題解決力、思考力、コミュニケーション力等を育成するために、アクティブ・ラーニングを用い、学生同士が意見交換する場を積極的に提供することが示されています。

助産師は、妊産婦や胎児・新生児の状態を観察し、正常からの逸脱がないかを判断しながら支援する力が求められます。そのため、知識を覚えるだけでなく、対象者の状況を読み取り、根拠に基づいてケアを考える臨床判断能力が重要です。

1年制の助産師学校では、講義、演習、実習、国家試験対策が短期間に集中します。入学前から母性看護学、小児看護学、基礎看護学、看護倫理、周産期医療、新生児ケアの基本を整理しておくことが大切です。

● 臨地実習と地域母子保健

山梨県立大学 助産学専攻科では、助産学実習を通して、マタニティサイクルにおける母子および家族へのケア、地域における母子と家族の課題解決、女性のライフステージ各期における支援を学びます。

  • 妊娠期の健康診査と保健指導
  • 分娩期の観察と分娩介助
  • 産褥期の母体回復支援
  • 新生児の観察とケア
  • 母乳育児支援
  • 家族への育児支援
  • 女性のライフステージ各期への健康支援
  • 地域母子保健活動
  • 多職種との協働・連携
  • 助産管理
  • 事例分析

分娩介助実習では、産婦と胎児の状態を観察し、分娩の進行を判断しながら、安全で安心できる出産を支援する力を身につけます。助産師には、正常な経過を支える力だけでなく、異常の早期発見と適切な連携が求められます。

地域母子保健では、医療機関の中だけでなく、地域で生活する妊産婦・母子・家族を支える視点を学びます。山梨県内の周産期医療や母子保健に貢献するためには、地域の課題を理解し、必要な支援を考える力が大切です。

実習施設や実習内容は年度により変更される可能性があります。出願前・入学前には、必ず最新の公式情報や入学後の案内を確認してください。

● 入試区分・試験科目
  • 募集人員:7名
  • 募集枠:一般枠3名、本学枠3名、山梨県内枠1名
  • 併願等の扱い:本学枠または山梨県内枠に出願した方は、併せて一般枠に出願したものとして取り扱われます。
  • 山梨県内枠の扱い:山梨県内枠への応募者がいない場合は、山梨県内枠を本学枠に振り分けるとされています。
  • 出願資格:看護師資格を有する方、または出願時に看護師国家試験受験資格を有する方・取得見込みの方で、出願資格に定める学歴要件を満たす女性
    ※入学時には看護師国家試験に合格していることが必要です。
  • 学歴要件:大学卒業または卒業見込み、学士の学位授与、外国における16年課程修了、一定条件を満たす専修学校専門課程修了など
    ※専門学校卒業者の場合は、出願資格に該当するかを必ず最新の募集要項で確認してください。
  • 本学枠:令和8年3月に本学看護学部を卒業見込みの方
  • 山梨県内枠:山梨県内の医療機関等で勤務しており、本学修了後、山梨県内の産科施設で助産師として勤務する見込みのある方
  • 令和8年度入試 出願期間:令和7年9月10日(水)~9月19日(金)午後5時まで必着
  • 出願方法:インターネット出願
    ※アカウント作成、出願登録、入学検定料支払、Web入学志願票等の印刷、出願書類の提出までを期間内に完了する必要があります。
  • 試験日:令和7年10月18日(土)
  • 試験会場:山梨県立大学 池田キャンパス
  • 試験科目:専門科目、多面的・総合的に評価する科目
  • 専門科目:母性看護学、小児看護学
    ※助産学専攻科で学ぶうえで必要な基礎的学力について点数化して評価されます。
  • 多面的・総合的に評価する科目:出願書類と面接
    ※志願者を多面的・総合的に把握し、点数化して評価するとされています。
  • 試験時間:オリエンテーション 9時00分~9時15分、専門科目試験 9時30分~10時30分、面接 11時00分~
  • 合格発表:令和7年11月4日(火)午前10時頃
  • 入学手続期間:令和7年11月4日(火)~令和7年11月13日(木)午後5時
● 小論文・面接対策

山梨県立大学 助産学専攻科の入試では、専門科目として母性看護学・小児看護学が課され、出願書類と面接も点数化して評価されます。小論文は令和8年度募集要項上の試験科目には明示されていませんが、入学志願理由書の作成が必要であり、文章で自分の考えを整理する力は重要です。

母性看護学では、妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期の基本事項、母体の生理的変化、胎児・新生児の特徴、母乳育児支援、周産期の異常、産後のメンタルヘルス、家族支援などを整理しておきましょう。

小児看護学では、新生児・乳幼児の成長発達、家族支援、子どもの健康課題、小児の疾病理解、子どもと家族への関わり方を確認しておくとよいでしょう。助産師は、新生児や乳幼児、家族への支援にも深く関わります。

面接では、「なぜ助産師を目指すのか」「なぜ山梨県立大学で学びたいのか」「周産期医療や母子保健にどのような関心があるのか」「山梨県内の産科施設や地域母子保健にどう貢献したいのか」を、自分の看護経験や実習経験と結びつけて説明できるようにしましょう。

入学志願理由書では、助産師志望理由だけでなく、山梨県立大学のアドミッション・ポリシーとの一致を意識することが大切です。人を尊重し信頼関係を築く姿勢、主体的に学ぶ姿勢、助産学を学ぶ基礎学力を、自分の経験に基づいて具体的に示しましょう。

● 学費と授業料以外の費用
  • 入学料:県内在住者 169,200円、県外在住者 282,000円
    ※県内在住者とは、入学の日の1年前から引き続き山梨県に住所を有する方をいいます。
  • 授業料:年額535,800円
    ※前期分・後期分として、それぞれ267,900円を納付します。在学中に授業料の改定があった場合には、改定時から新授業料が適用されます。
  • 入学料+授業料の合計目安:県内在住者 705,000円、県外在住者 817,800円
    ※入学料と年額授業料を単純合計した目安です。入学検定料、テキスト代、実習関連費用、生活費等は含みません。
  • その他の費用:テキスト代、実習衣、実習に係る消耗品代、実習に係る旅費、宿泊費、保険料、国家試験関係費用、予防接種費用、抗体価検査費用、通学費、生活費など
    ※授業料以外に必要となる費用も、必ず大学公式サイトまたは募集要項で確認してください。
  • 経済支援制度:日本学生支援機構奨学金、山梨県看護職員修学資金など
    ※山梨県看護職員修学資金は、卒業後、県内において看護職員の業務に従事しようとする方で、看護師免許を取得している方に対して選考を経て貸与される制度です。条件は必ず最新情報を確認してください。

山梨県立大学 助産学専攻科は、公立大学専攻科であるため、1年制助産師学校の中では学費負担が比較的抑えられています。県内在住者に該当する場合は、入学料が低く設定されています。

ただし、テキスト代、実習衣、実習に係る消耗品代、実習に係る旅費、宿泊費、保険料などは個人負担です。助産師学校の1年間は、講義・演習・実習・国家試験対策が短期間に集中しますので、授業料だけでなく生活費も含めて準備しておくことが大切です。

● 学士の取得について
  • 学士の取得:不可
  • 注意点:山梨県立大学 助産学専攻科は、助産師国家試験受験資格の取得をめざす1年制の大学専攻科です。修了によって新たに学士の学位を取得する課程ではありません。

ここは受験生が誤解しやすい点です。「大学にある専攻科だから学士が取れる」という意味ではなく、大学卒業・学士取得等の学歴を基盤として、さらに1年間で助産師国家試験受験資格の取得をめざす課程と考える必要があります。

山梨県立大学 助産学専攻科では、出願資格として大学卒業、学士の学位授与、または一定条件を満たす専修学校専門課程修了などが関係します。専門学校卒業者の場合は、自分が出願資格に該当するかを必ず最新の募集要項で確認しましょう。

● キャンパスとアクセス

山梨県立大学 助産学専攻科の試験会場は、山梨県立大学 池田キャンパスです。所在地は山梨県甲府市池田1丁目6番1号です。

池田キャンパスには、看護学部・大学院看護学研究科が置かれています。助産学専攻科を受験する方は、試験会場、通学方法、入学後の住まい、実習期間中の移動などを事前に確認しておきましょう。

試験会場には受験者用の駐車場がないと案内されています。試験当日は公共交通機関を利用し、遅刻しないよう余裕を持って移動しましょう。

● 受験生への注意点

山梨県立大学 助産学専攻科は、募集人員7名の非常に少人数の課程です。一般枠3名、本学枠3名、山梨県内枠1名という内訳であり、外部受験生は実際の募集枠と出願資格をよく確認する必要があります。

本学枠または山梨県内枠に出願した方は、併せて一般枠に出願したものとして扱われます。また、山梨県内枠への応募者がいない場合には、山梨県内枠を本学枠に振り分けるとされています。出願枠の扱いは、募集要項で必ず確認してください。

山梨県内枠は、山梨県内の医療機関等で勤務している方で、修了後に山梨県内の産科施設で助産師として勤務する見込みのある方が対象です。社会人受験生の場合、現在の勤務状況や修了後の勤務見込みが重要になります。

出願はインターネット出願です。ただし、インターネット上で出願登録をしただけでは完了しません。出願登録、入学検定料の支払い、Web入学志願票等の印刷、出願書類の提出までを期間内に完了する必要があります。

出願書類には、Web入学志願票、履歴書、入学志願理由書、卒業または卒業見込証明書、看護師免許証の写し、成績証明書、山梨県内枠の場合の就業証明書などが含まれます。証明書類の発行には時間がかかるため、早めに準備しましょう。

専門科目は母性看護学と小児看護学から出題されます。母性看護学だけに偏らず、新生児・乳幼児の成長発達や家族支援を含む小児看護学も準備しておくことが大切です。

看護師国家試験受験資格取得見込みで出願する方は、入学時には看護師国家試験に合格していることが必要です。助産師学校入試と看護師国家試験対策を並行して進める必要があります。

● 卒業後の進路について

山梨県立大学 助産学専攻科を修了し、助産師国家試験に合格すると、助産師として病院、周産期医療施設、産婦人科クリニック、助産院、地域母子保健に関わる機関などで働くことが考えられます。

山梨県内枠では、修了後に山梨県内の産科施設で助産師として勤務する見込みがあることが求められています。山梨県の周産期医療や地域母子保健に貢献したい方にとって、進学先として大きな意味があります。

ただし、就職先だけで学校を判断するのではなく、入試科目、実習内容、学費、出願資格、通学環境、自分の助産師像との一致もあわせて確認することが大切です。

● 公式情報

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アルファゼミナールの助産師学校受験対策

アルファゼミナールでは、助産師学校を受験する方に向けて、小論文、面接、志望理由書、看護学の補強などの対策を行っています。山梨県立大学 助産学専攻科のように、母性看護学・小児看護学、面接、入学志願理由書が関わる学校では、専門知識と自己表現力の両方を準備することが大切です。

助産師学校の入試では、母性看護学や小児看護学の知識だけでなく、「なぜ助産師を目指すのか」「どのような母子・家族支援を行いたいのか」「山梨県の周産期医療や母子保健にどのように貢献したいのか」を、自分の経験と結びつけて説明する力が求められます。

山梨県立大学を受験する方は、母性看護学・小児看護学の復習、入学志願理由書、面接練習を早めに進め、看護師国家試験対策とも両立できるよう計画的に準備していきましょう。

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