静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻は、静岡県静岡市清水区にある1年制の公立専門学校・助産師養成課程です。看護師資格を基盤に、助産師として必要な専門的知識・技術・判断力を学び、助産師国家試験受験資格の取得をめざします。
静岡市立清水看護専門学校の助産学科は、令和8年4月1日より「静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻」に名称変更されました。適格専攻科として、助産師国家試験受験資格に加え、高度専門士の称号や大学院入学資格にも関係する点が大きな特徴です。
静岡県で助産師学校を探している方にとって、静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻は重要な選択肢の一つです。静岡市内で助産師をめざすことができ、地域母子保健に関心を持ち、地域に貢献する助産師をめざす方に向いた1年制課程です。
助産師は、妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期の母子を支えるだけでなく、女性のライフサイクル全体、家族支援、地域母子保健、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、多職種連携にも関わる専門職です。静岡市立清水看護専門学校では、生命を尊重し、地域の母子保健に関心を持ち、助産の実践者として地域に貢献できる助産師の育成が重視されています。
2026年5月9日更新
各校公式サイト・募集要項・公的機関公表資料等をもとに作成しています。
出願前には必ず各校の最新の公式募集要項をご確認ください。
静岡市立清水看護専門学校の助産学科は、令和8年4月1日より「静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻」に名称変更されました。
受験生にとって重要なのは、単に名称が変わっただけではなく、適格専攻科として、大学院入学資格や高度専門士の称号に関係する点です。助産師国家試験受験資格の取得をめざすだけでなく、将来的な学び直しや大学院進学を考える方にとっても、確認しておきたい制度上の特徴があります。
ただし、学士の学位を取得する課程ではありません。専門学校の適格専攻科であり、修了により助産師国家試験受験資格、高度専門士の称号、大学院入学資格等に関係する課程と整理しておくとよいでしょう。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻は、助産師国家試験受験資格の取得をめざす1年制課程です。助産師として働くためには、助産師国家試験に合格するだけでなく、看護師免許を取得していることも前提となります。
本校の課程を修了すると、受胎調節実地指導員認定講習修了証明書が発行され、申請により受胎調節の実地指導を行うことができます。また、新生児蘇生法「専門」コースAコースについても、認定試験に合格後、申請により修了認定証が発行されます。
助産師は、出産の支援だけでなく、女性のライフサイクル全体、性と生殖に関する健康支援、新生児の安全なケア、家族計画にも関わる専門職です。受験段階から、分娩介助だけでなく、女性と家族を長く支える専門職であることを理解しておくことが大切です。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻は、1年間で助産の基礎的知識と技術を修得し、あらゆる対象や状況に合わせた判断力・対応力を培う課程です。
本校では、助産師になるために必要な力として、思いやるこころ、臨床判断力、臨床実践力を重視しています。演習やグループワークでは、相手の立場になって考え、互いの意見を尊重しながら学びます。
また、事例のアセスメントを繰り返し行い、対象者の状況に合わせた判断力を身につけます。さらに、臨床判断演習や母児救命などの演習を通して、支援の方法を学び、実践力を高めていきます。
静岡市内で助産師をめざしたい方、地域の母子保健に関心のある方、将来的に地域で妊産婦・母子・家族を支える助産師として働きたい方にとって、確認しておきたい助産師学校です。
静岡市立清水看護専門学校の教育理念では、人々が住み慣れた地域で、健康で安心・安全な暮らしを送れるように生活と保健・医療・福祉をつなぎ、地域を支える取組みに貢献する看護職の養成が掲げられています。
本校では、地域に貢献できる人材として、どのような健康状態であっても自分らしく生活を送りたいという人々の願いの実現に向け、その役割を果たせる看護実践者を社会に送り出したいと考えています。
助産学専攻の教育目的では、生命を尊重し、安全で質の高い助産実践能力を身につけ、母子を中心とした家族や社会に対し、女性の生涯を通じて性と生殖に関する健康を支援できる助産師の育成が示されています。
また、地域・国際社会における母子保健の発展に貢献できる、自律した助産師をめざすことも大切にされています。地域に根ざした視点と、女性の生涯にわたる健康支援の視点をあわせ持つことが求められます。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻では、次のような学生が求められています。
受験生は、「なぜ助産師を目指すのか」「なぜ静岡市立清水看護専門学校で学びたいのか」「地域の母子保健に助産師としてどのように貢献したいのか」を、自分の看護経験や実習経験と結びつけて整理しておくとよいでしょう。
特に、地域に貢献する助産師をめざす姿勢は、本校のアドミッション・ポリシーと深く関わります。面接では、静岡市や静岡県内の母子保健、地域での子育て支援、災害時の母子支援などに関心を持っていることを、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻の教育課程は、32単位・990時間です。基礎助産学、助産診断・技術学、地域母子保健、助産管理、助産学実習を通して、1年間で助産師として必要な知識・技術・判断力を学びます。
基礎助産学では、助産学概論、母子の基礎科学、女性の健康科学、家族の心理・社会学、カウンセリング技法、健康教育演習、助産学研究などを学びます。
助産診断・技術学では、妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期の助産診断・技術、分娩介助技術、妊娠期・産褥期の指導技術、母児救命、臨床判断演習、ウイメンズヘルスケアなどを学びます。
地域母子保健では、地域母子保健Ⅰ・Ⅱを通して、地域で生活する母子と家族への支援、多職種連携、地域支援の実際を学びます。
助産管理では、助産管理と災害と助産を学びます。妊産褥婦とその家族が安全で快適に妊娠・出産・育児期を過ごすための助産ケア、病院・助産所における助産管理、災害時の助産ケアについて理解を深めます。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻では、4月から6月にかけて講義や演習を行い、その後、分娩介助実習に入っていく流れが示されています。1年間で学ぶ内容は非常に密度が高く、入学直後から助産師として必要な知識と技術を集中的に学びます。
演習では、マタニティビクス、授乳方法支援、骨盤ケア、外国人妊婦の支援、助産学概論など、実践的な内容も取り入れられています。助産師には、対象者の身体的変化だけでなく、心理的・社会的背景、文化的背景も含めて理解する力が必要です。
本校は看護学科と助産学専攻が併設されているため、看護学生との交流の場もあります。看護学生と同じ学びの場で実践的に学ぶことにより、将来のチーム医療につながる視点を持つことができます。
1年制の助産師学校では、講義・演習・実習・国家試験対策が短期間に集中します。入学前から母性看護学、小児看護学、基礎看護学、看護倫理、感染予防、安全管理の基本を整理しておくことが大切です。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻では、助産診断・技術学実習Ⅰ、助産診断・技術学実習Ⅱ、地域母子保健実習を通して、助産師として必要な実践力を養います。
助産診断・技術学実習Ⅰでは、妊婦健康診査や助産師外来、分娩進行状況の観察、基本的な助産ケアを学びます。助言を受けながら助産診断を行い、一般的な助産計画を立案し、安全・安楽な助産ケアを実践する力を養います。
助産診断・技術学実習Ⅱでは、妊娠・分娩・産褥・新生児の経過をふまえ、対象に合わせた助産診断と助産ケアを行い、医療チームとして実践する力を養います。NICU実習では、ハイリスク児の観察や、NICUに入院している児へのケア、母子分離をしている家族への支援について学びます。
地域母子保健実習では、地域における母子とその家族へのケアを通して、地域母子保健活動の基本的な知識と技術を修得し、助産師の役割と責務を理解します。助産所や保健福祉センターでの実習を通して、地域で子育て支援が円滑に進むための多職種連携についても学びます。
静岡市立清水看護専門学校の募集要項では、助産師国家試験の結果として、第108回(令和6年度)、第107回(令和5年度)、第106回(令和4年度)、第105回(令和3年度)のいずれも、受験者7名・合格者7名・合格率100%と示されています。
卒業後の静岡県内の主な就職先として、静岡市立清水病院、静岡市立静岡病院、静岡済生会総合病院、静岡赤十字病院、静岡県立総合病院、静岡県立こども病院、焼津市立総合病院、藤枝市立総合病院、聖隷浜松病院、聖隷三方原病院などが紹介されています。
静岡県内で助産師として働きたい方にとって、地域の医療機関とつながりを持ちながら学べることは大きな意味があります。ただし、就職先だけで学校を判断するのではなく、入試科目、実習内容、学費、出願資格、自分の助産師像との一致もあわせて確認することが大切です。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻の入試では、推薦入試・一般入試ともに、学科試験と面接試験が課されます。学科試験の範囲は、母性看護学、小児看護学、基礎看護学です。
母性看護学では、妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期の基本事項、母体の生理的変化、胎児・新生児の特徴、母乳育児支援、周産期の異常、産後のメンタルヘルス、家族支援などを整理しておきましょう。
小児看護学では、新生児・乳幼児の成長発達、家族支援、子どもの健康課題、小児の疾病理解、子どもと家族への関わり方を確認しておくとよいでしょう。助産師は、新生児や乳幼児、家族への支援にも深く関わります。
基礎看護学では、看護過程、看護倫理、感染予防、安全管理、観察、コミュニケーション、日常生活援助などを確認しておく必要があります。助産師学校であっても、看護師としての基礎力は欠かせません。
面接では、「なぜ助産師を目指すのか」「なぜ静岡市立清水看護専門学校で学びたいのか」「地域の母子保健にどう貢献したいのか」「生命と人間を尊ぶ助産師とはどのような姿か」を、自分の看護経験や実習経験と結びつけて説明できるようにしましょう。
過去問題の配付は行われていないため、過去問だけに頼る対策はできません。母性看護学・小児看護学・基礎看護学を広く復習し、面接では本校のアドミッション・ポリシーに沿って、自分の助産師像を明確に伝えられるよう準備することが大切です。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻は、公立専門学校であるため、1年制助産師学校の中では学費負担が比較的抑えられています。入学金はなく、授業料は年額172,000円です。
ただし、教科書代やユニフォーム代、演習物品代、損害保険料、国家試験対策費用などが別途必要です。助産師学校の1年間は、講義・演習・実習・国家試験対策が短期間に集中しますので、授業料だけでなく、実習期間中の費用や生活費も含めて準備しておくことが大切です。
ここは受験生にとって非常に重要なポイントです。静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻は、大学専攻科ではなく、専門学校の適格専攻科です。修了により新たに学士の学位を取得する課程ではありません。
一方で、高度専門士の称号や大学院入学資格に関係する課程であることは、他の助産師養成所と比較するうえで大きな特徴です。将来的に大学院進学や学び直しを考えている方は、この点を必ず確認しておきましょう。
助産師学校を選ぶ際には、「助産師国家試験受験資格が得られるか」だけでなく、「大学専攻科か、大学別科か、専門学校・適格専攻科か」「学士取得につながるか」「高度専門士や大学院入学資格に関係するか」「学費や実習費はどの程度か」も確認することが大切です。
静岡市立清水看護専門学校の令和8年度生募集要項では、過年度の入学試験状況として、以下のような結果が示されています。
定員10名の少人数課程であり、推薦入試・一般入試ともに競争率が高くなる年度があります。特に一般入試では、学科試験と面接の両方をしっかり準備する必要があります。
静岡市立清水看護専門学校は、静岡県静岡市清水区宮加三1221番地の5にあります。静岡市清水区で看護学科と助産学専攻が学ぶ公立専門学校です。
本校は、地域に根ざした看護職・助産師の育成を重視しており、静岡市内や静岡県内で助産師として働きたい方にとって、地域の医療・母子保健に近い環境で学べる学校です。
入学後は、学校での講義・演習に加え、助産診断・技術学実習や地域母子保健実習を行います。通学だけでなく、実習先への移動や実習期間中の生活も含めて準備しておくことが大切です。
静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻は、定員10名の少人数課程です。推薦入試を含めた募集定員が10名であるため、推薦入試・一般入試のいずれも、早めの準備が必要です。
令和8年度生入試はすでに終了しており、令和9年度生の募集要項は令和8年6月頃に掲載予定と案内されています。今後受験する方は、令和8年度情報を参考にしつつ、必ず最新年度の募集要項を確認してください。
願書の提出は、郵送、簡易書留のみ受け付けると案内されています。出願期間内に学校へ届くよう、余裕を持って提出する必要があります。消印有効ではなく、必着である点に注意しましょう。
過去問題の配付は行われていません。そのため、過去問中心の対策ではなく、母性看護学、小児看護学、基礎看護学を広く復習し、面接で助産師志望理由を明確に話せるよう準備することが重要です。
推薦入試には、学校推薦と社会人推薦があります。社会人推薦では、静岡県内中部地区の産科または産婦人科を有する医療施設に勤務し、看護師としての実務経験が入学時点で2年以上であることなどが要件になります。該当する方は、勤務先や施設長の推薦について早めに確認しましょう。
一般入試では、保健師助産師看護師法第21条各号のいずれかに該当する女子、または該当見込みの女子が対象です。看護師国家試験受験資格取得見込みで出願する方は、入学時には看護師国家試験に合格していることが必要です。
1年間で助産師国家試験受験資格の取得をめざす課程であり、講義・演習・実習・国家試験対策が非常に密度高く進みます。学費だけでなく、学業に専念できる生活環境、実習期間中の生活、国家試験対策まで見通して準備しておきましょう。
アルファゼミナールでは、助産師学校を受験する方に向けて、小論文、面接、志望理由書、看護学の補強などの対策を行っています。静岡市立清水看護専門学校 適格専攻科助産学専攻のように、母性看護学・小児看護学・基礎看護学、面接が関わる学校では、専門知識と自己表現力の両方を準備することが大切です。
助産師学校の入試では、母性看護学や小児看護学の知識だけでなく、「なぜ助産師を目指すのか」「どのような母子・家族支援を行いたいのか」「地域の母子保健に助産師としてどのように貢献したいのか」を、自分の経験と結びつけて説明する力が求められます。
静岡市立清水看護専門学校を受験する方は、母性看護学・小児看護学・基礎看護学の復習、面接練習、志望理由の整理を早めに進め、看護師国家試験対策とも両立できるよう計画的に準備していきましょう。
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