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2025.07.18

看護大学・看護学校の入試の面接で聞かれた内容(32)『高校生の時に遅刻や欠席が多かったのはなぜですか?』

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看護大学・看護学校の入試で聞かれた内容(32)

⁻『高校生の時に遅刻や欠席が多かったのはなぜですか?』

看護大学・看護学校の面接では、「高校生の時に遅刻や欠席が多かったのはなぜですか?」という質問が出ることがあります。この質問をされたとき、多くの受験生が「しまった…」と感じるかもしれません。しかし、過去の遅刻や欠席の事実自体よりも、面接官が知りたいのは「現在は改善されているか」「反省から何を学び取ったか」といった点です。看護師という職業は、患者さんの命を預かる責任ある仕事です。時間厳守や自己管理ができる人物かどうかは、入試面接の重要なチェックポイントになっています。

この記事では、遅刻や欠席の理由をどのように伝えれば良いか、面接官の意図は何か、そして説得力のある答え方のポイントを詳しく解説します。過去の失敗をプラスに転じる答え方を身につけ、好印象を与えられるよう準備しましょう。

●遅刻が多い人の特徴

高校生が遅刻や欠席を繰り返す理由は人それぞれですが、多くの場合「生活習慣の乱れ」「夜更かしによる寝不足」「モチベーションの低下」「体調不良」「家庭の事情」などが背景にあります。特に10代のうちは体内リズムが不安定で、夜型になりやすいという特性があるとも言われています。また、部活動やアルバイトで疲れが溜まり、朝起きられないというケースも少なくありません。

しかし、看護学生や看護師という職業は、時間管理が最重要のスキルです。医療現場での遅刻や欠勤は患者の安全に直結します。そのため、面接官は「この受験生は入学後、同じようなことを繰り返さないか」という視点で見ています。面接でこの質問が出た場合は、単に理由を説明するだけでなく「現在は改善できている」「社会人としての自覚を持っている」という姿勢を伝えることが欠かせません。

●遅刻の癖がある人はどうすればよい?

遅刻癖を直すためには、生活習慣の見直しが欠かせません。例えば、夜はスマートフォンの使用を控えて早めに就寝する、朝日を浴びて体内時計を整える、アラームを複数設置するなど、具体的な行動が重要です。また、起床後すぐに布団から出るために「起きたら水を飲む」「軽いストレッチをする」といったルーティンを決めると効果的です。

実際の面接で「高校では遅刻が多かったものの、予備校時代は一度も遅刻せず通いました」というエピソードを話した受験生がいます。こうした具体例は説得力があり、面接官も「この人なら大丈夫」と安心感を持てます。「今は改善できている」という現在の努力を伝えることで、過去の遅刻を逆に前向きな成長エピソードに変えられます。

●遅刻・欠席が多かった理由と対策

回答例としては以下のような形が適切です。
「高校時代は夜型生活が定着し、朝起きるのが苦手でした。しかし、進学を意識するようになってから生活習慣を改善し、予備校時代は皆勤でした。現在は看護師としての責任感を意識し、早寝早起きを徹底しています。」

このように「過去の反省」と「現在の努力」、さらに「将来の意気込み」の3点をバランスよく盛り込むことが大切です。

●面接官の意図

面接官は「高校時代に遅刻が多かった」という事実そのものよりも、それをどう受け止めているかを見ています。看護学生に必要なのは、自己管理能力と責任感です。この質問を通じて、「過去の自分を見つめ直し、改善しようとする姿勢があるか」を確認しています。看護師はシフト勤務や急変対応が多く、時間厳守は必須です。そのため、将来の医療人としての自覚が伝わる答え方が求められます。

●どう答えるか

面接で「高校時代に遅刻や欠席が多かった理由」を尋ねられたときは、まず **正直に理由を述べること** が大切です。しかし、それだけではなく、現在の努力や成長、入学後に活かす意気込みまでセットで伝えると好印象です。

例えば、「体調管理ができていなかった」「夜型生活だった」など過去の原因を簡潔に話した後、「予備校では生活を改善し、皆勤で通いました」など 改善の具体例を述べます。さらに「看護師は責任ある仕事なので、今は時間管理に人一倍気を配っています」と付け加えると説得力が増します。

大切なのは、過去の失敗を隠すことではなく、そこから 何を学び、どう成長したかを語ることです。看護学校の面接官は「この受験生は過去の反省を次に活かせる人か」を見ています。したがって、以下のような答え方が理想的です。
【例】 「高校時代は生活リズムが乱れており、結果的に遅刻が多くなってしまいました。しかし、このままではいけないと思い、予備校時代からは規則正しい生活を徹底しました。その結果、1年間無遅刻・無欠席で通えたことが自信になりました。看護師は患者さんの命を預かる職業なので、今後も時間管理を徹底し、遅刻をしない社会人として努力します。」

また、入学後の覚悟を強調するのも効果的です。面接官は「今後も遅刻するのでは?」と心配しています。その不安を払拭できれば、逆にプラスの印象につながるでしょう。

●まとめ

「遅刻が多かった過去がある」ことに引け目を感じる必要はありません。それよりも、そこから学び取ったことを自信を持って伝えることが重要です。看護師を目指す以上、規則正しい生活を心がけ、信頼される人材になれるよう努力していく姿勢を示しましょう。

 🎨 入試の面接では、過去の遅刻や欠席について問われても、落ち着いて誠実に答えましょう。
そして、看護学校に入学したら授業も実習も遅刻せず頑張ってくださいね~!😉✨

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